11-225x300

こんにちは、神戸のベスト相続相談協会の岩佐です。

 

6月が終わろうとしていますが、今月は岐阜県の飛騨高山に遠征しました。

日本生命・岐阜支社にて相続対策セミナーの講師を務めるためです。

 

飛騨高山は今年1月に続いてのリピート開催。

そのときは雪が深く、セミナー開催前にウロウロ(?)できず飛騨高山

の地に真の意味で同化できないままセミナーに臨まざるを得ませんでしたが、

今回はバッチリ!(笑)

タクシー飛ばして、ピンポイントで効率よく短時間で回ることができました。

 

 

この飛騨高山の基礎を築いたといわれる戦国武将、

金森長近のエネルギーを拝受すべく、城山公園の銅像まで行きました。

 

金森長近は地味な武将かもしれませんが、

 

▼織田信長

▼豊臣秀吉

▼徳川家康

 

の三英傑を渡り歩いた数少ない武将。
最近は時代の支配者に順応して戦国時代の判断を見誤ることなく、

ゴールインした勝利者といわれています。
信長に当初は仕えていましたが、本能寺の変で主君だけでなく、

嫡男まで殉死するという悲劇に見舞われます。

そして信長亡き後、柴田勝家と秀吉が対立する構図となり、勝家側に

加担して出陣するも、賤ヶ岳の戦いで前田利家とともに兵を撤収し、

剃髪して秀吉に許しを請う。

その後、秀吉が亡くなると関ヶ原の戦いでは東軍につき、勝利後

加増をされています。

まさに「終わりよければすべてよし」の武将人生であったのです。

千利休から教えを受け、茶道にも造詣が深く、文武バランスのとれた

思慮深い武将であったそうです。

 

私は講演に臨むにおいて、まさに金森長近の生き方そのものが

【あるべき争族対策の考え方】に相通ずると感じました。

IMG_3551

【争族】は親の死後に起こります。

そのとき、残された家族は天国に行った親に対し、怒りの感情をぶつけます。

 

「どうして遺言書を残してくれなかったの?」

 

「なぜ相続税がかからないように、もっとうまくやっていてくれたら

よかったのに。」

 

「生前にちゃんと子供の私たちに自分の財産のことについて教えて

くれていなかったの?」

 

こうした声をよく耳にします。

これは一人の人間としては寂しい逝き方です。

やはり「ありがとう」と言われて逝くことが理想の生き様ですね。

人生はマイナスのことをプラスにすることなのです。

最後はあくまでプラスで終わるべきであって、マイナスの感情を残された家族に

与えて最期を迎えてはならないのです。

 

そういう意味で、この飛騨高山の地に金森長近の【最後に勝ってゴールイン】

するエネルギーが宿っている。

飛騨高山の皆さん、ありがとうござました。

トラックバック

このブログ記事に対するトラックバックURL:

コメント & トラックバック

No comments yet.

Comment feed

コメントする