こんにちは、神戸のベスト相続相談協会の岩佐です。
相続に関して【よくある思い違い】があります。
それは、
「うちにはもめるほどの財産はない」
という考えです。
相続発生後、遺産分割協議で話がどうしてもまとまらないという状況になれば、家庭裁判所
への相談に持ち込まれます。
統計データ上は【約15%】程度の案件が家庭裁判所に相談に行っています。
(年間死亡者数約110万人中の17万3千件 by 平成23年度司法統計年報)
そして、気になるのは【遺産価格の実態】。
驚くべきことに案件全体の【75%以上】が遺産価格5000万円以下でもめています。
これは何を意味するのか?
現行の相続税計算ルールは【基礎控除額5000万円+1000万円×法定相続人数】の非課税枠が
あります。
つまり、遺産価格5000万円以下というのは、相続税とは無縁の額と推察されるわけです。
相続を争族にしないためには「悲観的に準備し、楽観的に行動する」ことが大切です。
まずは最悪を想定し、十分なる準備をしていくべし。
誰しもいつか必ず直面する相続。
明日に向かって、相続を「爽族」にしていきましょう!
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