「白鳥(しらとり)の、鷺坂山(さきさかやま)の、松蔭(まつかげ)に、
宿りて行かな、夜も更けゆくを」
こんにちは、神戸のベスト相続相談協会の岩佐です。
この句は万葉集の柿本人麻呂の歌です。
まさにこの句で歌われた地【白鳥の鷺坂山】の久世神社に参拝してきました。
これは講演で地方に訪問する際に自分とその地域を同化させるための儀式。
というわけで、京都府の城陽市の講演会場入りする前に行ってきました。
城陽市は別名「ゴリゴリの里」とも言われています。
平安京の京都市から20キロ(五里)。平城京の奈良市から20キロ(五里)。
そうです。城陽市は京都市と奈良市の中間地点にあるのです。
平城京といえば、日本という国の発祥の「大和の国」。
平安京も1869年の東京遷都まで1000年以上もの間、日本の政治・経済・文化
の中心でした。
そんな2都の真ん中にある城陽にて、日本生命・京都南支社主催の相続対策セミナー
の講師を務めさせて頂き、光栄でした。
その後、日本生命の営業部長の車で京都市中心部へ移動。
JR京都駅前で京都支社&京都南支社合同開催の相続対策セミナーへ。
今日はダブルヘッダーでの講師でした。
▼京都の着倒れ、大阪の食い倒れ、江戸の買い倒れ
という言葉もあります。
カネを使って身を滅ぼすのは、京都は着物、大阪は食べ物、江戸は女。
京都はカネの使い途も何かお上品ですね。
平成27年度より相続税の計算ルールが大きく変わり、富裕層のみならず、サラリーマン
も対象となり、大増税時代が幕を開けます。
基礎控除が4割縮小されるため、相続財産が基礎控除の範囲内に収まりきれなくなり、
相続税の計算対象があふれるのです。
京都市のような政令指定都市で住宅を持ち、現預金もそれなりにある人は概ね対象となって
しまいます。つまり、サラリーマンでもあっても、相続税は決して他人事ではない時代に
突入したのです。
誰しもいつか必ず直面する相続。
明日に向かって相続を“爽族”にしていきましょう。
京都の皆さん、ありがとうございました。
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